第14章 セレパラ歌劇団
ファルルのライブが始まった
一人ぼっちの週末は
夜の中で終わらせ
あたらしいわたしたち
ゆびのねつとほほえみ
耳に歌と口づけ
優しくハグを
怖がっていたのは
幼いハートなの
日々はいつも瞳を輝かす
革命の訪問者
私はもう世界と
愛に落ちて恋した
初めてなの
命に触れてる
アナタがまた高める
鼓動ココにとどまる
意味を見つけ そして お話はひらく
「ファルルすごい‥」
月曜火曜水曜
木曜金土曜日
また起きたら日曜日のさよなら
もう言わない
むかしむかしの私
どうかあきらめないで
てをのばして
愛の種拾い
人はやがて世界を
慈しんで広がる
動き出すわ
笑みも痛みもある未来
「ファルルお疲れ」