第12章 二・其ノ壱
しばらく、翔と影丸の事もあってしばらくなかったのだが先日ついに和也にも縁談の席が設けられた。
当然の事ながら断ると、また父上を不機嫌にさせてしまったけど…
国『宴までちょっと銭湯に行きますが、
良かったらご一緒にいかがですか?』
ニ『おう。 そうだな。 侑李はどうす
る? 一緒に風呂行くか?』
知『う~ん… ボク… しゃとにいと一緒
に入りたい。 ねえパパいいでしょ?』
そう言ってうわ目づかいで、智と智久にお願いする侑李に翔と二人嫉妬の目をひからせる。
大『もちろんだ。 じゃあ今日は二人で
入ろうな。』
山『すみません兄上。 本当に侑李は兄上が
好きだな。』
知『うんっ。 しゃとにい大好き!』
そう言って智の足元へとくっついていく。