第1章 暁の恋
-コツコツ
松『失礼いたします。 松本にございます。
智様。和也様。 ただいま徳川の奴輩が攻めて来るとの知らせがございます。 いかがいたしますか。』
大『そうか。 ではすぐに勢を招集
してくれ。 相葉と二人は先陣で出てくれ。』
思わず、立ち上がった兄上のお尻が目の前で動くのを身動き取れずに見上げていると次の瞬間には振り返って彼の部分が目の前にくる。
二『あ…兄上…。 私はっ…』
思わず赤面して口元までブクブクと湯船に浸かる。
大『和也は母上と脚(馬)の手配やらを…
ともあれまだ今はもう少し…
ほれ。和也交代しろ。 俺が背中を流してやろう。』
そう言って、体を引き上げると反対に自分
はザバーンと湯船に勢いよく沈めた。