• テキストサイズ

暁の空【気象系BL】

第21章 ニ・其ノ拾


君がため惜しからざりし命さへ 



長くもがなと思ひけるかな




*****



二人を客間に案内して、自分たちもそれぞれの部屋へと戻って行く。




ニ『兄上…。 今日は部屋に行ってもよろしいですか?』



大『おお。 …もちろん。 』



部屋へと入って襖を閉じるのを合図かのように唇を重ね合う。



二『ん……は……っ……あっ……兄上……っ』



それは益々濃厚なものへとなっていって、口付け合いながらまさぐり合いながら着物も乱し、そして脱がしてゆく。



大『和也……っ… ほんに……綺麗だ……』



白く華奢なその体にも次々唇を落としながら跡を残す。



二『あっ……ん…………気持ち…いいっ……


幸せに……ございます……あっ……兄上……っ』




大『今夜は長くなりそうだな…』




/ 180ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp