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レイジーシンドローム

第1章 熱帯夜


「もし彼女からの連絡が無かったら?」
「1ヶ月ぐらいしても無かったら、こっちから連絡するぐらいの気構えでいたら?」
あたしの予想では彼女さん、1週間も保たないと思うけどね。
香苗はまたけらけらと呑気に笑う。
啓太は少し不安にかられたが、その不安を頭から強引に追い出した。
「じゃあ、とりあえず連絡待ちます。」
「うん。研究とか友達とか、何かに打ち込んで気晴らししなよ。」

結局、啓太の恋愛相談は15分もかからず終わってしまった。
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