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[HQ夢]愛されたいのはあなただけ

第4章 Know that...〜孤爪研磨〜


「孤爪先輩!」
「…何回言ったらわかるの」
「え…っと、研磨先輩!」
「先輩とかやだって言ってるのに」
「…でも、先輩は先輩だし」
「その体育会系な思考やめて…」
「先輩だって体育会系じゃ…むっ」
「パン。好きでしょ?」
「もー!!」

都合が悪くなるとすぐに誤魔化す。
孤爪先輩の悪い癖。

私、小鳥遊あんず。
2年生の孤爪研磨先輩と付き合って
もうすぐ1ヶ月。
なんだけど…。

「おっ、あんず〜」
「クロ先輩!」
「またやってるね〜」
「クロはクロなのにおれは名前…」
「クロ先輩、ですよ!」
「研磨、嫉妬は醜いぞ」
「嫉妬じゃない」
「まぁ?お前らの恋のキューピッドは
俺だし。あんずから懐かれるのも
必然じゃね?」
「クロのお母さんに言っとく。
今日の晩ご飯サンマの塩焼きらしいけど
“虎たちとご飯行くからいらない”ってさ
って言っとく」
「ゴメンナサイ」

私よりクロ先輩の方が好きなんじゃない
って思う今日この頃。
モヤっとボール。
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