mirror〜 ハ イ キ ュ ー 〜 連 れ て き た。
第13章 G 太陽と寂しい帰り道
〜すずかside〜
そんなっ。
どうしてこうなったの。
確かにさっきもう好きじゃないと思ったのに。
涙が止まらないよ。
?「あれれ〜??泣いちゃった、最悪な男だねー、あの人もさ。」
だれ?暗くてよく見えない。
?「おうちどこ?家まで送ってくよ?」
こわ!同い年ぐらいだとおもうんだけど…
?「あ、さっきのやり取り見てたんだ〜。失恋で泣いちゃった女の子を放っておけなかっただけだから。怪しくないよ。まぁ、自分で言うのも変だけどさ。ナンパ。笑つい、可愛い子がいたから!」
どっちだよ!てか、可愛いとか!ちゃら!…ありがとうございますー。!
あ、やばい。みんなにナンパには気をつけろって言われてるのに…
すずか「わ、わたし、彼氏がいるので。失礼します。」
?「うそ。さっきの見てたっつったろ?嘘ついたばつ。よし、帰ろ??」
こいつに家ばれるとか死んだ方がまし!
すずか「今日はホテルに泊まってるので。」
?「家じゃないってか?また、嘘か?笑ばればれ。…ホテル?大胆だな。おまえ。」
すずか「ち、違います!」
?「っぷはは!おまえ。面白いな。ちょっと来て」
ナンパの彼は、灯りの下に出た。
てか、照れるじゃんかよ!
って、あれ?
すずか「…もしかして、
照島くん?」
明るみに出たから顔が見えた。
遊「え!なんで俺の名前わかったの!?」
すずか「顔見て分かった」
遊「!?占い師…」
すずか「違う違う!笑笑笑笑」
私はその場で大爆笑し、知っている経緯を説明した。
遊「そういうことか!良かったわ、オレ以外にも、仲間いて。笑」
すずか「笑笑」