• テキストサイズ

貴女のご指名は?【ホスト松】

第11章 だいじょーぶ!【十四松】


「んっ………」

ちょっと寝すぎたかな。

まだ、重たい瞼を擦りながら、ベッドから体を起こす。

「十四松さん………?」


眠りについた時は確かにいたはずなのに………。仕事に行っちゃったのかな。


今、この部屋にわたしはひとり。



そう思った途端に、言いようのない恐怖がわたしを襲った。



怖い。




誰か見てるかもしれない。





──────ズット見テルカラネ。



この文字が頭から離れない。





でも………、わたしがビビってたらダメ。



こんなことした人を見つけ出さないと……。
/ 205ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp