第8章 あげるよ【カラ松】
カラ「起こしたか?」
『カラ松さん………?おしごとは………?』
ダメだ……。
ぼーっとする。
目の焦点が合わない。
それに、呂律がちゃんと回っていない気がする。
カラ「休ませてもらった」
『そうなんですか………』
違う。
こんなことじゃなくて……。
他に何かツッコまなくてはいけないことがある気が………。
『っ……!な、なんでカラ松さんがここに………うっ!』
そうだ。これだ。
これを聞きたかったんだ。
だが、言い終わるより先に、がばっと勢いよく起き上がったからか、後からじわじわと頭痛が襲ってきた。
カラ「しっかり寝とけよ。なんも食べてないだろ?」
なんか今日は、すごくまともなんだけど!?
調子狂うな………。
やっぱり、熱のせいかな?
まあ、いいや。
本調子に戻ったら、聞きたいこといっぱい聞いてやる!
言いたいこと整理しとかないと……。