第9章 まるいさんかく ♥︎ 〜黒尾鉄朗・孤爪研磨〜
クロの手が私の太ももをなで上げる。
研磨の手が私のセーターをたくし上げる。
ふたつの刺激がいっぺんに訪れて、どうしていいか分からない。
どっちを選ぶだなんて。
黒「…選べって確かに言ったけどよ、上の空は、危ねぇぞ?」
するん、と下着の隙間をすり抜けて、クロの指が私の敏感なところを掠める。
『…ッ、あ!!』
研「心…こえ、可愛い…もっと聞きたい」
研磨にブラのホックを外されて、先を指先で弾かれる。
ぎりぎり痛くない刺激。
…気持ちいいくらいの、痛覚。
あれ、わたしって…?