• テキストサイズ

Love Delusion…

第11章 私流コーディネート ♥︎ 〜瀬見英太〜



「えっ…!?何だよ、結木まで…」

私の発言に傷付いてるみたいだけど…瀬見くん。
驚愕のお芋セーターのお陰で、瀬見くんのカッコよかったであろう気遣いが頭から吹っ飛んだよ…?

『…とりあえずさ、スタイルいいんだから、だぽだぽしたもの着ると勿体ないよ』

目の前に見えたショッピングセンター。
私はそそくさとお目当てのお店へ向かった。

ごめん瀬見くん。
その格好の君と歩いてるの、すこぶる恥ずかしい。

とりあえずお店の中へ引きずり込んで、サイズの合うものを片っ端から集めていく。

『パンツ…は、そのままでいいか…』

黒の綿パン。
…まぁ、うん。なんとかなる。

あんまり高いものは買えないし、出来るだけ安いもの…。

「なぁなぁこれは?」

『ん?』

瀬見くんの手に握られていたのは、白のTシャツ。


………稲荷寿司に目が描かれたイラストがプリントされた、Tシャツ。



『却下だわ』

/ 222ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp