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秘密恋愛。【 HQ 】

第1章 出会いは偶然。


式が始まる。


それぞれの担任が名前を呼ぶ。


「1年6組―」


順番に名前が呼ばれていく中で、同じ中学校で好きだった人の名前があるか、必死に聞いていた。


「国見英。」


「はい」


いた。


忘れようとした人が。


忘れた人が。


居た嬉しさと、忘れられなかった哀しみが混ざって、複雑な気持ちになった。


ああ、なんて残酷なんだろう、この世界は。


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