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【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《前編》
第4章 僕に兄など、おりません
食べ物を粗末にしちゃダメ。
は?
ふざけてるのか?
カラ松神父は何も見ていない。
孤児の子達が一生懸命育てた野菜は捨てられたのにそれはいいのか。
なのにあんたが勝手に入れてきたホットミルクはダメなんだな。
あれだよな。怒りやすいから、話しかけやすいから、弱いからッ!!
……だから、僕にだけ叱るんだ。
ガシャン!
気づけば、トレイの上に乗せていた2つのコップをトレイごと投げていた。
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