【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《前編》
第7章 最初で最後の、贈り物
呆然と二人を見ていた一松に軽いキスをした。
あ、愛情表現じゃないんだよなぁ~ただの治療です。
腹の傷は治らないけど、この程度なら歩けるから、いいか。
「一松、肩貸してくんない?」
「……っぁ!う、うん、貸す…」
一松に肩を借りてゆっくりと教会の外へ向かった。
「悪い!今度、決着つけるからまた今度な!」
イテテテ…トド松もなかなかヤるな。
まぁ、面白くなりそうだけど♪
でもおかしいな…あのトド松の性格の変わりよう。
まるで誰かがトド松のことを操っているみたいに…
……ま、いいか。
さて、教会から出たあとはどうしようかな。