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【黒バス】シュガーポット

第5章 クリスマスは大騒ぎ


待っている間にもゲームをしていたが、一位で抜けた桜は、
ベランダで外を眺めていた。
「なーにしてんの?寒くねー?」
二位で抜けてきた高尾が後ろから声をかけた。
「うん…大丈夫」
薄く笑うと、再び視線を落とした。
にやりと笑った高尾は、桜の隣に並んだ。
「ってか、バレバレだっつーの!真ちゃんが戻ってくんの見てんだろ?」
図星だとばかりに、桜はちらりと高尾を見ると、頬を赤くした。
「ったく、真ちゃんが羨ましいぜ!こんな可愛い彼女に思われてさー」
「そ、そんなこと…」
「ま、真ちゃんツンデレだけどさ、いいやつだから!よろしく頼むよ!」
屈託のない笑顔を見せる高尾に、思わず桜も笑顔になった。
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