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【黒バス】シュガーポット

第4章 おうちデート


楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
時計は、22時過ぎをさしていた。
「…もう、こんな時間…」
桜が寂しそうに呟く。
「そろそろ帰るのだよ…」
「ごめんね、遅くまで引き止めちゃって」
玄関まで来たところで、緑間は桜を抱きしめた。
まるで、壊れ物を扱うように優しいぬくもり。
「そんな寂しそうな顔をするな…帰りづらくなるのだよ…」
低く囁くその声は、愛情に満ちていた。
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