• テキストサイズ

【黒バス】シュガーポット

第4章 おうちデート


その後も、他愛ない会話をしながら食事を楽しんだ。
「片付けは、手伝うのだよ」
洗い物をしようとしていた桜に、袖をまくりながら声をかけた。
「え…じゃあ、お願いしようかな」
そう言うと、手にしていたスポンジを手渡した。
緑間が洗った皿を、桜が拭いて棚にしまう。
「なんだか、家事を手伝ってくれる良い旦那様って感じだね」
にこにこしながら緑間を見上げる桜。
「また…桜はそういうことを…」
呆れ顔で洗い物を続ける緑間。
「あ!デザートはおしるこだよ。片付け終わったら用意するね」
また倍返しされてはたまらないと、慌てて話題を逸らす桜。
片付けを済ませると、あたたかいおしるこで甘いひと時を過ごした。
/ 729ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp