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【黒バス】シュガーポット

第32章 雪をも解かす真冬の華よ、いつか僕に手折らせて


秀徳高校選手控え室では、緑間が一人ベンチに座っていた。
テーピングも巻かれていない左手に、桜の携帯を握り締める。
「桜…」
薄暗い控え室で、うなだれる緑間。
「俺はお前に、ふさわしくないと言うのか…」
呟いた緑間の言葉は、非情にも虚空に消えた。

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