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【黒バス】シュガーポット

第4章 おうちデート


キッチンからマグカップを2つ持って来た桜は、
テーブルに置くと緑間の隣に腰を下ろした。
両手で包み込むようにカップを持つと、こくんと一口飲んだ。
「ミルクティーなんだけど…嫌いだった?」
「そんなことは、ないのだよ…」
そう言って一口、口をつけたが、依然視線は外したままだった。
そんな緑間をじっと見つめた桜は、ふいに手を伸ばし、頬をそっと摘んだ。
「な、何をするのだよ」
「やっとこっち向いてくれた」
笑う桜に、再び視線を外した緑間はずっと外を見ていた。
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