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【黒バス】シュガーポット

第32章 雪をも解かす真冬の華よ、いつか僕に手折らせて


「それより桜、応援に来たのか?」
「うん」
笑顔で返事をする桜だが、緑間から離れ黒子のそばに立つ。
「誠凜高校、の応援にね」
「なっ…!」
桜の行動に、一同がニヤリと笑う。
「真太郎に頑張って欲しいとは思うけど、やっぱりね」
意地悪そうに笑う桜に鋭い視線を向ける緑間。
「夏の合宿から一緒に頑張ってきたんだから…負けないよ!」
「はい、今度こそ勝ちます」
桜は黒子と視線を交わすと、宣戦布告をする。
「おもしろい…受けて立つのだよ」
緑間は口の端だけで笑うと眼鏡を押し上げる。
「負けねーッスよ!」
「初戦で潰してやるよ」
「負ける気がしなーい」
五人はお互いを見据え、不敵に笑い合った。
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