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【黒バス】シュガーポット
第28章 魅惑の声色
「負けねーッスよ、緑間っち!」
「はっきりさせよーぜ!真ちゃん!」
先ほどまで一緒に歌っていた二人だが、今度は一人で歌うと
選曲の取り合いを始めた。
そんな二人を見てから、黙って緑間を見つめる桜。
視線に気付いた緑間だが、あからさまに嫌そうな顔をする。
「歌わないのだよ」
「えー」
桜は、わざとらしく呟いた。
その後は、黄瀬と高尾、時々黒子が歌い、
一方的に緑間への挑戦が続いた。
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