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【黒バス】シュガーポット

第26章 うたた寝


「ごめん…起しちゃって…でも…もう一回だけ…」
そう囁くと緑間の首筋に腕を回し、唇を押しあてる。
「ん…んんっ…?!」
柔らかい感触で、緑間は完全に目を覚ました。
それに気づいた桜は、ゆっくりと緑間の唇を割り舌を絡ませる。
「ん……ふっ…」
どちらとも言えず吐息が漏れる。
緑間は、桜の背中に腕を回し、口付けを受け入れた。
そして桜は、唇を離すとそのまま緑間抱きついた。
「大好き…真太郎…」
吐息にも似た甘えた声で、耳元に囁く。
「まったく…人が寝ている間に何をしているのだよ…」
呆れた声で呟くと、子供のようにすり寄る桜が愛おしくて、きつく抱き締めた。



~終わり~
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