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【黒バス】シュガーポット

第24章 叶わぬ夢を抱いて


秋も深まってきたある日、桜は秀徳高校に来ていた。
校門には大きなアーチが飾られ、文化祭の文字が書かれている。
桜は、この文化祭を高尾からのメールで知った。
遊びに行きたいと緑間に伝えると、絶対に来るなと言われてしまった。
その時の緑間は、慌てたようなイラついたような、どこか不自然なものだった。
そんな緑間を怪しいと感じた桜は、不安を覚えながらも今、ここにいる。
「…怒られるかな…」
そんなことを思いながらも、賑やかな校内を歩いて行く。
「そういえば、真太郎のクラスも喫茶店だって言ってたっけ」
見取り図を手に、校内を歩く桜。
すると、聞き覚えのある声が耳に入ってきた。
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