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【黒バス】シュガーポット
第22章 横顔にみとれて
夏休みも終わりに近づいた頃、緑間と桜の二人は
近くの花火大会に来ていた。
規模は大きくないが、結構な人で賑わっている。
人ごみから少し離れた場所から、次々と打ちあがる花火を見上げる二人。
ふと、桜は視線を緑間に移しふわりと笑う。
それに気づいた緑間が視線を落とす。
「どうかしたか?」
「懐かしいなーって」
その言葉の意味が分からず、緑間は不思議そうな顔をする。
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