• テキストサイズ

【黒バス】シュガーポット

第21章 甘い香りに誘われて


「真太郎?どうかしたの?」
『すまない…場所に着いたが人が多くて見つからないのだよ…』
その言葉に辺りを見回すと、クスクスと笑い出す桜。
「見つけたよ。すぐに行くから待ってて」
『あぁ…頼む』
そう言って携帯をしまう桜。
すぐさま緑間に近づき、悪戯っ子のような笑顔で背中に抱きつく。
「つかまえた!」
瞬間驚いた緑間だが、すぐに呆れたとばかりにため息をついた。
「まったく、子供なのだよ」
しかし、無邪気に見上げる桜の笑顔に、自然と笑みがこぼれた。
/ 729ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp