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【黒バス】シュガーポット

第21章 甘い香りに誘われて


「君、敦の知り合い?」
「いえ…」
「お菓子なくなったーって呟いたら、くれたのー。あ、またなくなっちゃった」
空になった袋をみて、呟く男の子。
「まったく。敦には困ったものだね」
美少年は呆れた顔で笑った。
「ふふ。大きな子供みたいですね」
「あはは。そうかもね」
桜と美少年は、笑い合った。
「あっと、もうこんな時間。行かないと」
「えー。お菓子買う時間は取ってよねー」
「わかったから。ほら、行くよ敦」
慌しく桜に背を向け立ち去る二人。
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