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【黒バス】シュガーポット

第20章 君の名前を呼んで…


夜も更け、0時を回った。
桜は一人別室に戻り、布団に横になっていた。
しばらくの間は、隣の部屋から黄瀬と高尾の声が聞こえていたが、
今では静まり返っている。
外は満月で、カーテンの隙間から月明かりが覗いている。
「なんか、眠れないな」
桜はそっと起き上がると、静かに部屋の扉を開けた。
薄暗い廊下を抜けて、置いてあったサンダルを引っ掛け中庭に出る。
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