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【黒バス】シュガーポット

第19章 記憶のカケラ


桜は二人から離れ、人波に紛れて歩いていた。
「短いスカート…。誰かに、怒られたような…」
一人呟きながら歩く桜。
「…桜…」
「なんで怒られたんだろう…」
「桜!」
「え?!」
ふいに肩に置かれた手に驚いて振り向くと、緑間の姿があった。
「あ…えっと、緑間、君…」
「ぼーっと歩いて、危ないのだよ。…一人か?」
人波から外れ、壁際に移動する。
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