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【黒バス】シュガーポット
第19章 記憶のカケラ
「みんなが、いてくれるから…。不安じゃないって言ったら嘘になるけど、
焦らなくても大丈夫って思えるようになったの…」
桜はグラスで冷えた両手で頬を包み込むと、笑って見せた。
「冷たくて気持ちいい」
子供のように笑う桜を見て、黒子もつられて笑顔になる。
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