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【黒バス】シュガーポット

第19章 記憶のカケラ


黒子の頼んだ飲み物が来てから、桜はここ数日の出来事を話した。
緑間と高尾の三人で海を見に行ったこと。
リコが家に泊まりに来てくれたこと。
もちろん黒子も、桜を心配して家を訪れた一人だった。
「桜さん、だいぶ表情が明るくなりましたね」
楽しそうに話す桜を見て、黒子は薄っすらと笑った。
「…みんなの、おかげだよ…」
そう言いながら、グラスを両手で包み込む。
ひんやりとした感触が心地よい。
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