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【黒バス】シュガーポット
第19章 記憶のカケラ
しばらく浜辺を歩いた三人は、堤防に座って海を眺めていた。
突然、無言で立ち上がり歩き出す緑間に気付いた高尾は、
桜に適当な言い訳をして傍を離れた。
「どうしたんだよ急に」
高尾はそっと緑間に声をかける。
すると緑間は立ち止まり、振り返って桜を見つめた。
「…桜のこと、どう思う…」
「どうって…」
高尾も桜の方に振り返る。
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