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【黒バス】シュガーポット
第19章 記憶のカケラ
電車を乗り継ぎ、三人は海の見える場所に来ていた。
近くには大きなショッピングモールや観覧車が見えている。
「さっすが夏休み!混んでるなー」
辺りには、大勢の客が楽しそうに歩いている。
「桜ちゃん、はぐれないように手でも繋ごうか…って、ブハッ!」
先を歩いていた高尾が振り返り、桜に手を差し出した時、
急に吹き出して笑った。
「え…?」
「何なのだよ高尾」
桜と緑間は立ち止まり、高尾を見て不思議そうな顔をした。
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