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【黒バス】シュガーポット

第19章 記憶のカケラ


「ごめんなさい、ちょっと散らかってて…」
リビングのテーブルには、アルバムや写真が広がっていた。
付箋が貼られ、名前が書いてあるものもあった。
「桜ちゃん、マジで記憶なくしちゃったのか?」
写真を一枚手にして、口を開く高尾。
「…うん…全然、思い出せなくて…。
でも、二人のことはリコ先輩から聞いているので」
「そんな…俺とあんなにラブラブだったのに!」
「おい、高尾!」
高尾はわざとらしく両手で顔を覆い、泣くふりをした。
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