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【黒バス】シュガーポット

第19章 記憶のカケラ


病室に入った緑間は、ベッドに身を起こしていた桜を見て、安堵の表情を浮かべた。
「桜!心配したのだよ」
そう言って桜に近づいた瞬間、桜はおびえた表情で体を強張らせた。
「あ、あの…誰、ですか…黒子君の知り合い?」
助けを求めるように、扉の近くに立っていた黒子に声をかける。
「桜?何を…言っているのだよ」
桜の言葉に動揺し、緑間は黒子に視線を送る。
黒子は、緑間に近づくと小声で口を開く。
「すみません、事情はあとで話します」
そのまま桜のそばに行くと、柔らかい表情をする。
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