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【黒バス】シュガーポット

第16章 傘に隠れて


「ん?何か言ったか?聞こえないのだよ」
「な、なんでもない!」
桜は突然、背伸びをして緑間の唇に軽く触れた。
「お、おい…」
「傘に隠れて分からないのだよー」
無邪気な笑顔を見せる桜。
「ねぇ、今度のお休み一緒に出かけよう!」
「急にどうしたのだよ」
「誕生日プレゼント!何でも好きなもの選んで!」
緑間の手を引いて、歩き出す桜。
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