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【黒バス】シュガーポット

第9章 雪の中で


朝から雪が降り続き、夕方には辺り一面すっかり雪化粧していた。
「わー!すごい積もったねー」
桜は、はしゃぎならが1人先を歩く。
「まったく、『雪だから一緒に帰ろう』とは意味が分からないのだよ」
数歩遅れて歩く緑間は、少し呆れていた。
「だって!こんなに積もってすごくきれいだったし!」
桜は足元の雪をすくって空に向かって投げた。
「あはは、つめたーい」
「まったく、子供なのだよ」
緑間は、桜の髪に乗った雪をそっと払ってやる。
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