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【黒バス】シュガーポット
第8章 バレンタイン
「お兄ちゃんてば…どうやったらこんなに可愛い人を落とせるんだろーか…
バカみたいに背は高いし、神経質な変人だし…」
真子は顎を掴み、目を閉じて考え込んだ。
「そういえば、身長も神経質なところも気にしたことなかったな…」
「え?!そうなんですか?」
桜も言われて考え込んだが、思い当たることが無かった。
「うん。素っ気ないけど優しいし、気づくといつも助けてくれて…
いつの間にか好きになってたなー」
当時を思い出していたのか、桜の頬が緩んでいた。
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