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【黒バス】シュガーポット
第5章 クリスマスは大騒ぎ
「緑間君が大好きだよ…やきもち妬いてくれて、ちょっとうれしい…」
「桜…」
緑間は桜の手を掴み、腰に腕を回すと、自分の膝に座るように促す。
「え?!」
「今日はだいぶ俺のことをからかってくれたな」
不敵に笑う緑間。
「え…」
「あいつらと一緒になって、おもしろがっていたのだよ」
言葉とは裏腹に指先でそっと桜の唇をなぞる。
「そ、そうだっけ?」
「それに、俺を妬かせたのだよ…だから…」
「…だから?」
緑間の瞳をじっと見つめて、次の言葉を待つ桜。
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