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【黒バス】シュガーポット

第5章 クリスマスは大騒ぎ


先ほどとは打って変わって静まり返った部屋。
カップにココアを入れて持ってきた桜は、緑間の隣に座った。
「今日は楽しかったね。またやりたいね!」
笑顔で話す桜とは違い、緑間はどこか浮かない顔をしていた。
「あいつらは騒がしすぎるのだよ。それに…」
「それに?」
口ごもる緑間をじっと見つめる桜。
「…桜に近寄りすぎなのだよ…」
そう言った緑間の頬は、うっすらと赤い。
桜はクスクスと笑う。
「緑間君て、意外とやきもち妬きだよね」
「そ、そんなことは…ないのだよ…」
そっぽを向く緑間の肩に、そっと頭を預ける桜。
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