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無愛想な物書きやさん

第1章 無愛想な人


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私は有紀。



今年25歳になる一般的な女子だと思う・・・。



毎日働きすぎて女子力低下してるのは
最近ほんとに辛い。




「あ、有紀先生!おはよーーー!」


元気に笑顔で走って向かってくる天使・・・うん、天使!








「裕也くん、おはよう♪
裕也君のお母さん、おはようございます。
お仕事気を付けて行ってきてください!お待ちしてます。



じゃいこっか裕也君」



かわいすぎて抱きかかえ部屋に入っていく・・そう
私は保育園で働く保育士なんです。
保育園は少ないって言われている中、厳しい環境で働いています。ただ、大変だけど毎日園児の顔を見るとそんな疲れが吹っ飛ぶようなきがして。えへへ



がんばれちゃうっていうか・・・



ま、必死です。


出勤から延長保育が終わって今まで必死。そう・・・
疲れるの


『おつかれさまでした!酒井さん』

「おつかれ、佐藤くん」





『今日すごい疲れてますね。いつも以上にまして』
とからかう後輩の佐藤





「私も好きでこんな顔してないから!もう!」



『顔じゃないってば先輩。全体から、お疲れさんオーラがでてますって。そんなんじゃ、男近寄りませんよ。』
と更にからかう後輩



「ちょっと、後輩が先輩にいうことば?最低!
私だって彼氏なんてすぐに作れるんだから!」


『かわいいんだから、笑顔笑顔!それじゃ、おつかれーっす』


「もー!おつかれ!」


はぁ
大きくつくため息



こんな忙しい環境にいちゃ作れないよ彼氏なんて
って環境のせいにして、今の今。
佐藤くんの言っていることにはむかつくけど正論すぎて。


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