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【おそ松さん】貴女と愉快な六つ子たち
第1章 夕暮れどき~十四松~
ごめんねって伝えたときには遅くて、私の胸には夕焼け空と同じ
真っ赤な花が咲いてた。
お兄ちゃんの手には小さな果物ナイフ
いつもの大きな口をあけて笑ってるお兄ちゃんの顔が酷く歪んでて
「どうして?どうして?どうして?」って何回も何回も
私の体に赤い赤い花を咲かせて、お兄ちゃんの服は赤黒く染まって
夕焼け色になってた。
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