白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第2章 幸せの時間
自身を引き抜けばゴプリと音を立て
何度目かの射精なのに
しっかり姫凪の太ももを汚した
俺の欲に苦笑いしながらも
俺の腕の中で微睡む姫凪が
何よりも綺麗で愛しくて
「今度指輪…選びに行こう…」
『ん…嬉…』
「無理しなさんな
返事はいつでも聞けるから
今は寝なさいよ
姫凪…愛してる」
小さな身体を腕の中で寝かし付ける
奪われた体力を回復させる為に
あっという間に寝息を立てる口元に
軽く口付け
俺も目を閉じた
次の日の朝
姫凪を家まで送り届け
"また後で"と口付けて離れる
早く一緒に行ってきますも
ただいまも言える日を…と
夢見てた矢先だった
アイツと姫凪が
出逢ってしまったのは。