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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


いやいや、研磨GJよ?
だって他の女と飯とか
勘弁だもんよ。

「仕事人間なモンで。
オイカーくんと飯行けば?」

「残念でしたー
俺は先約アリだもーん」

ぶーたれる女子に
二人で背中を向け
隣あった席に着く

「先約?なんか得意先と
打ち合わせでも入ってたっけ?」

まさか姫凪と?
一緒に弁当食うとかだったら
全力で阻止を…って
何考えてんだ、俺は

姫凪が誰とどうなっても
俺にはもう
何も言えないし
何も言っちゃいけないのに…

「まとめたい資料があるから
昼飯はコンビニってだけ。
仕事が先約の相手だよ
…誰だと思ったのさ?」

「…何も言ってねぇだろ」

「顔に出てるよ
俺もキッチリ振られてるから
変な勘ぐりしないでよ
俺達がギスギスしてると
姫凪ちゃんが気まずいじゃん」

大きなため息を吐いて
パソコンに向かう
オイカーくん

姫凪から
二人の事を聞いたのは
知ってるはずなのに
その後も全く変わらず
接して来る
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