第5章 歪みに飲まれる愛

濡れる唇からは
絶え間なく喘ぐ声が溢れ
小さな胸はキレイな形を
柔らかく変える様に揺れる

「ナカと顔と胸
どこに掛けて欲しい？
喘いでないで応えろよ」

正直に限界を訴える俺に

『…ナ…カに出して…
鉄朗の、ホシイ』

息も絶え絶えに応えてくれる言葉

当たり前に来る
幸せの波に飲まれ
言われるまま信じ切って

「俺も…！
姫凪、出す…ぞ！」

姫凪のナカに欲を吐き出す

「こらこらまだ寝るなァ
もっかい…まだおさまんねぇ」

ガッツリ出しても
まだ硬さが取れない
自身を奥に突き立て

可愛い胸にしゃぶりつく
姫凪も必死に付いてきて
俺の精液と
姫凪の愛液が
混ざり合う音に
ナカを収縮させて来る

気持ち良さと
愛おしさに
止まる選択肢は消えて
結局続け様に
ナカで果てて
二人汗まみれで
ベットに沈んだ

「姫凪…愛してる
早く結婚したい」

意識の飛びかけた姫凪を
抱きしめて囁く愛の言葉に
返事はなくても
繋がってると思ってた
姫凪の答えは聞けなくても
"YES"一択だと信じてた