白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第4章 消せない昔、消えない今(後)
さっきより浅い所で動いてるのに
ナカで擦り合うお互いの
一番熱い部分の感度が
上がってる気がする
もし、さっきみたいに攻められたら
どうなっちゃうの?
過ぎった想いはどのフィルターも
すり抜けて
『鉄朗、奥…ちょうだい?』
強請る声が止まらない
私の声に返事をするより早く
グプッと奥に届く肉棒に
高く上がった声
『てつ、ろ……!
待って、そんな激しくしたら…』
奥に届いた自身の先が
グリグリと気持ちいい所を抉り
太い肉棒は激しいはピストンを繰り返し
ガマンする術を知らない私は
呆気なく達してしまう
一緒にイコうって言われたのに
一人でイッちゃった事に
戸惑う時間も与えず
「まだ終わりじゃねェよ?
俺をイカせて、姫凪」
鉄朗の動きは激しくなって行く
『ダメ、ヘンになっちゃうか…らぁ!』
イッたばっかりの身体を
立て続けに突き上げられて
抑えられない声に反応するナカ
「一緒にヘンになれば良くね?
俺も、もう相当ヤベェ
無茶してるのは分かってるのに
マジ止まれね…
姫凪、イキそ…!」