白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第4章 消せない昔、消えない今(後)
少しずつ硬さを取り戻す自身
『あ、おっきくなってきた…
鉄朗、気持ちいい?』
溢れそうだった涙が
引っ込んだ目で鉄朗を見上げると
「気持ちいいし
マジ可愛いんだけど…
ただ止まれなくなる気しかしなくて
ガチでヤベェ…姫凪が
好き過ぎる」
息を少し弾ませながら
私の頬を撫でて
色っぽい視線を送ってくる
怖いわけじゃないのに
ゾクッと背中が震えて
肌が粟立っていく
同時にまたお腹の奥が疼く
あの感じも。
『止まらないで…
私…も好き…気持ちいい事
教えて?
鉄朗とじゃないと
こんな気持ちに
こんな身体にならないって
確信したい…』
鉄朗に私からキスを送り
『頑張るから教えて
どうしたら気持ちよくなるの?
鉄朗の好きな事…シタい』
熱い肉棒を優しく扱いた
「本当に後悔しねぇ?
気持ちいいだけじゃなくて
痛みもあると思うし…
俺ももうギリギリだから
止めてって言われても
止まれんし」
鉄朗の唇は
まだ戸惑いを言葉にするけど
目は目の奥は
ギラギラと漢の色に燃えてる様に見える