• テキストサイズ

白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第4章 消せない昔、消えない今(後)


タンスの奥で眠ってた
淡い色の服をひっぱり出して
着てみると…

フワフワの生地は良いとして
何この丈!微妙過ぎない?!
上は膝丈で下は短いから
足は丸出しだし
胸元が結構ざっくりじゃん?!

これってオッパイ大きい子が来たら
エッチな感じになるけど
私が来たら
ただ単にダルダルで
だらし無くみえるんじゃない??

かと言って普段の部屋着なんて
中学のジャージとか
本当の意味でダルダルな
Tシャツや短パンしかないし…

「姫凪ちゃん?大丈夫かァ?」

『うん!もう大丈夫!どうぞ!』

えぇい!
せっかく着たんだ!
オタオタしてられない!

意を決してドアを開けると

「な、ん?!
え?!姫凪ちゃん、それ…」

目をキョロキョロさせるクロ

『…変、かな?
友達からのプレゼントなんだけど…』

「あ、あぁ…そうなんデスカ…」

やっぱりちっぱい女子には
似合ってないのかな…

あまりにオドオドして
言葉に困るクロを見て
不安は隠せず
しょぼくれていく気持ち
/ 1242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp