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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第4章 消せない昔、消えない今(後)


入って来たクロの腕の中では

「こ、これ!
なんか手当り次第に買いすぎて
凄い量になっちまって…」

大量に抱えられた
ホットドリンク達が
今にもこぼれ落ちそうになっている

『…ブッフォッ!
その量飲んだら
いくらホットでもお腹痛くなりそう!』

部活の差し入れ並の量に
思わず吹き出すと

「そんなに笑わないでクダサイ!
姫凪ちゃんが寒いって言うから…
それに…」

顔を真っ赤にして
口籠るクロ

『それに??
ちょっと、クロも顔赤い…?』

「それは…
な、んか姫凪ちゃんが
積極的で…可愛くて…
その上、下着とか色々パニックに
なってだなァ…」

『色々って…』

もしかして…?

「想像するな!
我慢してるだけで
中身は男子高校生丸出しなんですぅ!」

やっぱり!!
そ、そういうことだよね?
これってもしかして
この先を期待しても
良いって事かな?

さっき疼いた身体が
思い出した様にまた熱くなる
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