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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第4章 消せない昔、消えない今(後)


ちょっと待って
男子密集なんか比じゃないくらい
パニックなんだけど!?

「はぁ!?治ったんだから良いだろ!」

「その油断が次の捻挫に
繋がるんですぅ!
夜っ久んの負傷が最近目立つ!」

『あぅ…ク…ロ…苦し…』

藻掻く声は胸板で掻き消され

「お前こそ
女に腰ばっか使って
よくバテてたくせに!」

「はぁ!?」

「本当の事だろ!
このチャラ尾!」

頭の上では
ショッキングな情報が飛び交う

女の子に腰って
つまりはそういう事だよね?
…いや、でと昔の事のはず…

って!
ただの友達のくせに
何モヤモヤしてるのよ!
私のバカ。

「あぁ!クロさん!
これ、なんかエロい感じの人から
預かりましたぁ!
中見たらラブレターで
番号とかID書いてましたよー!」

「中見んな!
つーか、余計なモン受け取ってくんな!
捨てなさい!そんなもん!」

「えー?でも、クロさんの好きそうな
でっかいオッパイの
エッチなおねーさんでしたよ?
俺の姉ちゃんには
敵わないけど…」
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