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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第1章 キミと俺のハジマリ


小さく生まれた謎を解く暇なく

『及川さん…お願い』

切ない声が脳を揺らして

「…分かったよ。
その代わり及川さんは
彼女に謝るよ?
二、三発は殴られそうだけど…
黙ってるのは無理。
大丈夫、クロちゃんと面識ない子だし
会う事もないからさ」

姫凪ちゃんの要求を受け入れた

『ありがとう御座います…
あの…これ…洗っておきましたから
明日、どうぞ…』

ホッとした顔で立ち上がり
俺のズボンを差し出す姫凪ちゃん
シミはすっかり消えて
履いてきた時よりパリッと
アイロンが掛かってる

「姫凪ちゃん凄いね
岩ちゃんより上手!
岩ちゃんシワはすんごい伸びるんだけどさ
なんていうか力任せって言うか
雑って言うかさ…」

予想よりきれいな仕上がりに
思わず話し過ぎる俺
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